中国語検定3級のために勉強した参考書を全部紹介します!
今回は第102回の中国語検定試験で3級を取得したので、今まで勉強した「中国語勉強軌跡」を語りたいと思います。
そもそも中国語検定試験とは?
中国語検定試験とは、日本人(日本語を母国語とする人)で中国語を勉強している人が対象の試験です。
そのため、試験問題は日本語で書かれていたり、日本語を中国語に和訳したりする問題があります。
準4級、4級、3級、2級、準1級、1級の6つの段階があります。
英検と違うので少しややこしいです。
大体のレベルは、中検のホームページで問題や過去問が掲載されているのでそちらを解くと分かります(解いたことはありませんが、、)
他のブロガーさんが丁寧に説明してくれてますので、そちらも参考にしてみてください!
私が今回受けて合格したのは3級ですが、大体のレベルは1年間ほど真面目に第二外国語レベルで勉強したらギリギリ受かるか受からないかぐらいのレベル感らしいですー!
(私は大学ではドイツ語を強制的に勉強しましたが、1年間続けても真面目とは程遠いほどの勉強量だったためからっきしです…)
試験概要 | 中検 | 中国語検定試験
きっかけ
高校2年性の時に、選択科目に中国語があったことがきっかけでした。
どこから勉強すればいいのかもさっぱり分からなかった自分にとって「ちょっと変わった勉強をしてみたい」ということで参加を表明。
そして、会話と文法と週に2回ほどの授業を受けました。
その時に、中検準4級を受けて合格しました。
直前に文法を詰め込んだだけの人間でしたが、準4級はハードルが低く、
知らない単語だらけでしたが、最悪自分で単語を創作して提出しました。
リスニングも簡単なピンイン(拼音)や単語しか聞かれなかったのと選択式の問題であったため自信が無くても当たることがあります。
だから、何とかリスニングと筆記と合計で8割を超えることができました。
その時に、授業で使っていた参考書は次の2つです。
この参考書は、あんまり有名ではないですが、サイトでいつでも音声を聞くことができるのでとても便利です!
最初は、発音にとても苦労して2ヶ月ぐらいほぼ発音だけを勉強して、現在は寝ぼけていてもピンイン(拼音)を読むことができます。
この基礎の勉強は、授業を受けたことによって今でも学習を続けられているのかなーと実感しています。
また、会話の中国人の先生がいつもめっちゃ美味しいお菓子を配ってくれて、
「マジで中国人優しいやん」
と思って、中国人のイメージ爆上がりで良い印象を最初に植え付けられたことも続けられている理由の一つです!
(何事も初対面の印象が後々大きく変わってきますよね!私も良い印象を与えられるような人になりたいです…)
試験直前に自主的に下の問題集や過去問を解きました。
この参考書はとても勉強しやすく、特に文法(並び替えの問題)を復習しました。
これにより、感覚としては10点ぐらい点数が上がったかなと思います。
大学受験で中断
大学受験で1年ほど全く中国語を触れませんでした。
しかし、時々ふとした瞬間に中国語の単語がよぎったことがあります。
あれほど、直前に中国語の例文を見たからなのかもしれません!
大学受験後
久しぶりに暇になって、ふと書店に行くとたくさんの中国語関連の本がありました。
もう一回、勉強を再開してみようかな
そう思って買った本が中検4級です。
また、ネットで調べてCCLessonというオンラインで中国人から中国語を習えるサイトに登録して、毎日25分程度話し続けました。
この本は、一番有名そうという事だけで手に取って買った本です。
4級からは長文読解があるので面食らいました。
最初はさっぱり分からなかったので、とりあえず文法だけを詰め込んで勉強していました。
特に4級を受けようという気持ちはまだ無かったのですがとりあえず勉強だけは続けてみようという形で勉強していました。
めっちゃ優しく接してくれる先生ばかりで、当たり外れも多少はありますが気に入った先生を何回も予約していたため楽しく勉強できました。
大学1年生
相変わらずCClessonで中国語を毎日25分程度話したり、その時に一緒に問題を解いてもらったりしました。
その中で4級と3級をダブル受験してみようと思い始めるようになりました。
半年ぐらい勉強していると4級に受かる自信がついてきました。
しかし、まだ3級は難しいな…とも同時に思っていましたが、チャレンジという事で受けてみようと思うようになりました。
しかし、コロナもあり試験が開催されるかどうかも微妙だったので引き続き3級に焦点を絞り勉強していました。
その後、発音がグダグダだったのでとりあえず論理は一旦無視して問題を解きまくりました。
もちろん文法的な説明も必要なのですが、いつ適応できるのか?といった感覚は実際に問題を解いたり、話しているネイティブの会話を聞いて使ってみたりしながら覚える方が楽しいかなーと個人的に思ったので、問題を解きまくってました!
この頃になると、たくさんの文法的な問題が出現してくるようになったものの、問題ばかりを解いていて体系的に文法の説明がまとまっている参考書を持っていなかったことが判明しました。
中国人の先生に相談すると、文法書を1冊買った方がいいのでは?
ということだったので、文法書を購入。
この本はとてもまとまっていてこれからも使えるような高度な文法的な説明も
載っていたり、章末問題があって確認できたりするのでとてもお勧めです!
単語編
言語は単語力が命。
どんだけ文法を勉強しても、単語が分からなかったら通じません。
よって、単語は暇な折々(実際にはテスト直前しか勉強していませんでした、サボってました、、)勉強していました。
しかし、地道な努力をどうしても避けてしまい、問題を解いていてわからなかった単語を覚える程度しかしていませんでした。
もし、授業中にこの単語の中国語を言いたいと思った場合は、Google翻訳を駆使してました。
キクタンは単語だけではなく例文も載っているのでめっちゃお勧めです!
単語を覚える時には、中国語に限らず英語なども例文と一緒に覚えるに越したことはないと自負しています!
まとめ
今回は、備忘録的になってしまいましたが「中国語勉強軌跡」を紹介しました。
当時、中国語を勉強し始めた高校2年の自分にとっては全くの世間知らずで(今でもですが、)最初に教えてもらった先生の印象が後々のやる気に直結するという経験を中国語学習を通じて体感しました。
このことは、自分だけでもないと思うし、何も中国語だけではないと思います。
私も最初に会った人に対して良い印象を与えられるような人間になりたい
今もバイトで色々なことを教える経験をしていますが、このことを忘れずに突き進んでいきたいです。