歯学部生が語るおすすめの英語の参考書(単語編)
今回は、私が実際に使っていたオススメの英単語の参考書を紹介します。
(英語や他の言語を習得するためには、いくら文法や構文を勉強しても単語が分からないと話している内容が分からないため、一番の基礎になる勉強だと思っています。)
ちなみに筆者の経歴は…
筆者はとある歯学部生。
私立対策しかしておらず、センターは全く対策をしてませんでしたが、センター最後の年で英語の筆記を9割ほどとりました。
(リスニングは死にましたw)英語が得意で、数学と化学が苦手な理系です。
ちなみに前回は文法編・長文編・英作文編・和訳編についてまとめました。
kobayashinitya.hatenadiary.com
システム英単語
王道すぎて今更感満載ですが、やはり長年愛されているだけあってめっちゃまとまってます。
第3章から一気に難しくなりますが、その辺りを重点的に勉強することで難関大学を受験される方にもとても効果のある万人向けの単語帳です。
また、最後に多義語も掲載されている点もGoodです!
中学生や英語に苦手意識のある方にはBasicがオススメです。
英単語ターゲット1900
ターゲットもシステム英単語と同様に長年愛されている単語帳です。
この単語帳は、左側に単語の意味や発音などの事項が、右側に例文が掲載されているため文章で覚えるには最適です。
鉄壁
この単語集はとても詳しい…の一言に尽きます。
熟語はあまり載っていませんが、単語はシス単やターゲットよりもイラストや原義など詳しく書かれているため、とても詳しいです。
イラストだと視覚的に単語を捉えることが出来るのでオススメです。
例えば、「〜を掴む」と言ってもgraspなのかgrabなのか色々な英単語が思い浮かびますが、イラストで細かく単語のイメージを掴むことができます。
また、章末にその賞で取り上げられた単語の一問一答の問題も掲載されているため、覚えているかどうかのチェックを簡単にすることができます。
私は、シス単やターゲットでどうしても覚えられない単語を鉄壁で確認したり、章末問題を一通りやってから間違えた部分をチェックしたりしています。
速読英単語
私の中で、衝撃だったのが速読英単語です。
この参考書は、長文の中に出てくる英単語を説明しているということで長文メインです。
長文を読む気になれないなという時や、単語覚えたくないなという時に文章を読む感覚で軽く単語を覚えることが出来るのでとてもオススメです。
しかし、単語の数は多くないので単語帳の役割はそこまで強くないです。
熟語も大事!
単語だけではなく、熟語も英語力を向上させるためには重要な知識になってきます。
そこで、単語帳だけではなく熟語帳も同時に学習を進めることが効果的です。
解体英熟語
結構分厚く…この一冊で全ての熟語を網羅されていると言っても過言ではないほどの分量です。
しかし、この参考書のシリーズは熟語の意味だけが掲載されているのではなく例文もさることながら、問題も掲載されている点が優れています。
よって、ある程度覚えてきたら裏ページの問題だけをやり進めて間違えたら面ページの熟語の意味や使い方を掲載されているページを読むことで、一冊で定着することができます。
つまり、参考書と問題集のいいとこ取りということです。
英熟語ターゲット1000
コンパクトに熟語がまとまっているのが先ほどのターゲットシリーズである「英熟語ターゲット1000」です。
英単語ターゲット1900同様の形式で例文も掲載されていて覚えやすいです。
おまけ(英語構文編)
英語構文も一応触れておいた方が、長文を読む時に読みやすくなるかと思って解体英語構文もやってました。
解体英熟語同様、参考書と問題集のいいとこ取りです!
単語の勉強法
一つ一つの単語の文字列だけを見続けて覚えて、なかなか単語の意味と綴りが一致しないまま時間だけが過ぎ去っていくという経験はされたことがあるのではないでしょうか?
英語に限らず、母国語以外の言語の単語を覚えるには、
「出来る限り覚える量を減らす」「他の単語とのつながりを意識する」
ことが重要だと思います。
私の場合は、接頭語や原義をとても意識しました。
入試問題では、見たこともないような単語の意味を文脈から推測していく力が問われることがあります。
その時に接頭語や原義を意識するとその単語が、
「プラスの意味なのかマイナスの意味なのか」を類推することできます。
例えば、
abstract
1(比較なし) 抽象的な (⇔concrete).[形容詞]4【美術】 抽象派の,アブストラクトの (⇔representational)
[動詞]
abstract とは 意味・読み方・表現 | Weblio英和辞書
というように…たくさんの意味があります。「抽象的な」と一つの意味しか覚えていない場合に、和訳の汎用性に欠けてしまう場合もあります。
そこで「抽象的な」という頻出の意味を覚えて、その後に接頭語や原義を頭に入れます。
ちなみに原義は…
ラテン語で「…から引き出す」の意 (ABS‐+tract‐, trahere 「引っぱる」); 名詞 abstraction
ab(〜から) stract(引っ張る)
そうすることで、覚えやすく印象に残るので忘れにくいです!
まとめ
今回は、単語帳(熟語)と英単語の勉強の仕方についてまとめました。
個人的に覚えたやり方なので、自分の覚え方がある方は今のままで続けて欲しいなと思います。
私が大事だと思うことは自分の覚え方を確立することだと思います。
そのきっかけにこの記事がお役に立てれば嬉しいです。